前澤化成工業 
早わかり

前澤化成工業とは

人々の暮らしをより良くする新たな価値創造にこだわる会社です

 暮らしの水脈をつないだり分岐させたり。目には見えないけれど、なくてはならない大切な水環境のライフラインを支えてきました。私たちは、この水環境の整備と向上を目指しております。

「水のマエザワ」として、上水道・下水道・
環境機器関連製品、水処理システム等を
開発・製造・販売しています

 長年にわたる経験と実績に基づいた確かな技術力で、お客様に喜んでいただける確かな製品づくりを追求しています。

前澤化成の経営理念

「人々をゆたかにする心と技術をはぐくみ、
社会のために幸せを創造する」

 お客様の目線に立ち、「自然を愛し、人を大切にする」という基本姿勢のもと、水事業を軸に皆様の住環境改善のお役に立てるよう努めています。

日本における水分野のパイオニア

水の安心・安全、快適な住環境は私たちが支えています

 1954年、業界に先駆けて当社が開発した「水道用硬質塩化ビニル継手」は、家庭の蛇口まで水を運ぶためのパイプ同士を連結するパーツです。
 当時の水道管路の主流は金属製でしたが、腐食に弱く、重量もあり、接合が困難という問題点があったため、樹脂(塩化ビニル)製のパイプが各社から発売されました。しかしながら、肝心の継手は技術的なハードルが高く、各社見送りとなっていました。当社は試行錯誤を繰り返し、日本で初めて無可塑剤継手の成形に成功することが出来ました。これにより、樹脂製配管の普及が一気に進み、時代が大きく変わりました。

東京都水道局採用認可第1号の認定
(1954年7月15日付 日刊工業新聞掲載)

継手とは

無可塑剤継手とは?

 可塑剤とは、ある材料に柔軟性を与えたり、加工しやすくするために添加する物質のことです。それを使用せずに成形するのが「無可塑剤成形」です。
 形が単純で直線的なパイプの無可塑剤成形は、比較的容易でしたが、複雑な形状の継手成形は極めて技術的困難を伴いました。

 マエザワは、事業を通じた社会課題解決に取り組み、成長につなげて来ました。安心で安全な水をつなぎ、お届けすることを念頭に、様々な上・下水道関連製品を世に送り続けてまいりました。

強みと成長戦略(次代のビジネスモデル)

強みを伸ばす!新規事業領域の開拓に邁進

将来の柱となる事業の創造

1. 災害分野

 治水・水害などの水にまつわる防災・減災関連製品を拡充

非常用浄水装置

逆流防止弁

2. ビル設備分野

 商業施設やオフィスビルなどの市場についても積極的に販路を拡大

樹脂製単管式配水システム

通気管用屋外保護カバー

3. 海外展開

 上水道・下水道の整備が発展途上であるアジア地域の市場開拓

ルチカ社(インドネシア)とタイアップ

排水マスの提案

これからのマエザワ

培ってきた独自技術で社会課題解決に情熱を注ぐ人財を育成中

この先10年、私たちはこんな会社を目指します。

  • 「水領域」に限らない社会インフラの創造
  • 安心・安全な生活への貢献
    (防災・減災関連製品)
  • 既存事業を礎に、新規領域に果敢に取り組む体制の構築
  • 一人一人が活き活きと活躍するための環境整備

 当社の製品群は土の中や壁の中に埋まっていることが多いため決して目立ちませんが、キッチンやバス・トイレといった水回りから、店舗などの上下水道、さらに工場や水処理システムに至るまで、目に見えないところで多数のトップシェア製品が社会インフラを支えています。これからも前澤化成工業ならではの独自技術を磨き、事業を通じて社会課題解決に貢献していきます。


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