雨水浸透マスについて
PVC製 雨水浸透マス
硬質塩化ビニル製の雨水浸透マス
- 軽量・コンパクトで、運搬・据付け・配管も容易。
- 品揃えが豊富で、設置場所に応じて選択が可能。
- バケット付きなので、維持管理が容易。
- 下水道用硬質塩化ビニル製マス
JSWAS K-7(公益社団法人 日本下水道協会)
硬質塩化ビニル製宅地マス
PMMS 002(旧プラスチック・マスマンホール協会)
施工手順
1
掘削
雨水浸透マスを設置する位置を決め、幅・深さ共に砕石部の大きさ以上に、掘削します。
2
敷砂
掘削した底部に、10cm程度の荒砂(または砕石)を敷きます。このとき、ランマー等の転圧は避けて、足で軽く踏み固める程度とします。
3
透水シートを敷く
透水シートを浸透面全体に敷きます。後で雨水浸透マスに巻き付けるので、シートは長めにしておきます。
4
砕石(1)
浸透シート底部に10cm程度、砕石を敷きます。この時に敷く砕石は、単粒度砕石20mm~40mm程度の物(S-30)を使用します。
5
浸透マスの設置
雨水浸透マスを設置します。
6
砕石(2)
排水管受口部の下端まで砕石を入れます。水平器を使って、雨水浸透マスの水平を確認します。
7
浸透マスと排水主管の接合
雨水浸透マス本体と排水主管をしっかりと接合します。
8
雨水マス用キャップ加工
雨水浸透マス用キャップの内側を、排水枝管の口径に合わせてカッター等でカットします。
9
浸透マスと排水枝管の接合
雨水浸透マス用キャップをマス本体に接続後、排水枝管を挿入します。
10
立上り管の接合
雨水浸透マスの立上り管接合部にある差し込み台の下端から、GL面までの高さを測り、蓋の厚さを差し引いて、立上り管の高さを決定します。
11
蓋の接着
立上り管と蓋を接合します。
12
砕石(3)
GL面から10cmの深さまで、砕石にて埋め戻します。余っている浸透シートを立上り管に巻き付け、隙間から土砂が入り込まないようにします。
13
埋め戻し
GL面まで、良質土で埋め戻します。