排水管路の施工

1.排水管の高さ調整をする場合

※1.VU異径エルボを使用すると管径も変えることができます。
※2.90度片受エルボを使用するとさらに狭い所には便利です。

1. VULを使用した場合(雑排水のみ使用します)

2. VULLを使用した場合(トイレ配管にはφ100を基本とします)

3. VU45Lを使用した場合(トイレ配管にはφ100を基本とします)

Sソケット:40・50・65・75・100・125・150・50×40・100×75
1/3Sソケット:75・100
※Sソケットには、異径もあり管径も変えることができます。

サイズ 50×40 100×75
L 95 175
H 30 57

4. Sソケットを使用した場合(雑排水のみ使用します)

2.管径を変える場合

※1.VU異径エルボを使用すると管径も変えることができます。
※2.90度片受エルボを使用するとさらに狭い所には便利です。

1. マス受口に接続する場合

(a)偏芯ブッシングVUHBによる方法[省スペース配管]

(b)マス異径継手OJによる方法

2. パイプに接続する場合

(a)VU偏芯ソケットOJHによる方法

3.配管勾配と角度を変える場合

1. MSジョイントMSJによる方法

[勾配4度まで変えられます]

2. 自在継手OJFP・OJFSによる方法

[勾配13度まで変えられます]

3. 特殊エルボによる方法

4.管種を変更する場合

VU→VP管に

ビニマスは「VUストッパー」となっています。マスにVP管を使用する場合は、VP変換ソケット(VPS)を使用します。

5.マスを増設する場合

1. ヤリトリソケットMRJの使用方法

既設管路にインバートマスを増設する場合、ヤリトリソケットを使用すると地獄配管を防止できます。

2. ベンリジョイントBJの使用方法

ベンリジョイントは「ヤリトリソケット」の全長をさらに短くし、狭い場所での配管作業を行いやすくした継手です。

接続手順

下流側の継手は最初、仮組みの状態とし固定しません。まず、A寸法を測定し、切管の長さを決めて切断し、切管をベンリジョイントの中に入れてセットします。接続はまず、上流受口に切管を接続します。次に、下流側継手の固定をした後に、ジョイントを下流側に動かし、下流側の受口に接着します。

6.通気口(ベントキャップ)の設置

通気口の設置

通気口は、排水管路の最上部に近い位置に設置します。排水の一時的な流れによるトラップの封水防止や、管路内の排水の流れを円滑にする目的等で設置します。

7.管路の補修作業

管路の補修方法

[割カラー使用方法]

  • 排水管をツルハシ等で損傷した場合、損傷部が進行しない処置(損傷部両端にドリルで穴をあける)をした後、割カラー工法により補修します。割カラーの接合に用いる接合剤は、専用接合剤または、樹脂系接着剤(エポキシ系)を使用してください。
  • 割カラー凹面および、破損管の外面(カラー接合部)に専用接合剤を塗布し、焼きなまし鉄線で十分に圧着してください。
  • 接着剤は、支管取付用の液状エポキシ系接合剤を使用してください。

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